ランデザインスタッフの日記

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2009-08-14

世界ポスタートリエンナーレトヤマ2009

現在、富山県立近代美術館で開催されている「第9回世界ポスタートリエンナーレトヤマ2009」へ行ってきました。富山で3年に1回行われている国内唯一の国際ポスターコンペです。

デザインはもちろんレベルの高い力作揃いでした。また各国のデザインの特長が分かるのも興味深いところです。出展は日本からが一番多かったのですが、あとはポーランド、スイス、ドイツがやはりグラフィックデザインの本場だからなのでしょうか、多く感じられました。
あとはヨーロッパ各国や中国、台湾、韓国などが見受けられました。アメリカからはほとんどなかったのはなぜでしょうか?気になるところです。
ポスター展は自分にとって刺激になりましたが、印象的だったのは、美術館、博物館を中心とした富山市の街作りです。
市内の観光ルート、文化生活ルートとして近代美術館やその他の施設へ無料のバスが巡ってくれます。街自体は広告や看板があふれているわけでもなく落ち着いた感じで、街の中心にある大きなビルの壁面にはポスター展の超巨大ポスターがあり、「デザイン」が街をあげての取り組みであることを示していました。
さすがに「ポスターの街、とやま」というキャッチコピーを使っているだけのことはあります。それに近代美術館だけでなくホテルなどいたるところでポスター展をしていました。
混沌としたなんでもアリの大阪もそれが魅力なのかもしれませんが、私は富山がうらやましいです・・・

街作りだけでなく、自然も多く海の幸から山の幸まで楽しめる富山が自分にとってはとても魅力的に感じました。

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by Nami | 2009-08-14 | コラム

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