ランデザインスタッフの日記

2019年以降の記事はこちらをご覧ください。 

Blog – column

2018-04-03

春です。事務所を移転しました。

新年度に合わせて気分を一新、事務所を移転しました。
10年間にわたって事務所を構えていた大阪市北区東天満から、
大川を挟んだ南側、大阪市中央区内平野町へ。
最寄りの駅は、京阪本線・大阪メトロ谷町線の天満橋駅です。

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by Aya | 2018-04-03 23:38 | column

2018-02-20

上映会&トークセッション報告

浪本です。こちらでもご案内していたドキュメンタリー映画
『graphic means』上映会&トーク@arica(奈良市)、
2月17日に無事終了しました。

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by Aya | 2018-02-20 14:30 | column

2016-11-11

11年目の決意「ことばづかいとたたずまい」

2016年11月、ランデザインは11年目を迎えました。
11年目の11月に、せっかくだから11日に、これからの決意を、あらためて。

ランデザインがどうしてlangDesignなのかというと、lang=languageから来ています。
languageには文字通り「ことば」という意味のほかに、
「コミュニケーション」という意味や
「(その人の)ことばづかい」という意味があります。
「コミュニケーションを大切にするデザイン会社」という意味を込めていました。
そのことに変わりはないのですが、
11年経った今、わたしたちがそれ以上に大切にしていること、
それはもう一つの意味の「ことばづかい」かもしれないと、思ったりします。

人にはそれぞれ、その人の「ことばづかい」があります。
同じことを伝えるにも、その人がどんなことばを選んで伝えるかで
その人の「人格」のようなものが表れます。「人生」そのものとも言えるかも。
そう。「ことばづかい」はその人の「たたずまい」をあらわすもの。
その人が、周りの世界とどんな関係を築いているか、
どんな人に囲まれて、どんなふうに暮らしているか、
そんなことが自然と、あらわれるのかもしれません。

同じように、企業や団体がどんなかたちで、なにを発信をするか、
社会に対してどんな方向性で、
どうありたいという意志を持つのか。
それはその企業や団体の「ことばづかい」であり、
そこに「たたずまい」があらわれる。
大げさじゃなく、世界とのかかわり方や、
社会に対する姿勢が、あらわれるというか、見えてしまうのです。

その「ことばづかい」というたいせつな根幹の部分を、
ともに設計し、表現すること。
そのためにはどんなかたちが美しく、わかりやすいのか。
その本質を見つめ、整理し、理解し、それをかたちにすること。

それを、わたしたちは「デザイン」と呼びたいと思います。

まずは、わたしたちスタッフのたたずまいを、美しく。
きちんと世の中と向き合い、考え、人と会い、学びたいと思います。
流行に惑わされることなく、社会の流れに敏感でいたいと思います。
感度を高く、美しいものにふれたいと思います。

langDesignは、そんなデザイン会社でありたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。

2016年11月11日 
創業11年目に、感謝の気持ちと希望を胸に。
スタッフ一同


by Aya | 2016-11-11 16:42 | column

2016-10-05

Rocioコラム6: 異体字3

これまでのお話をふまえて、今回はいろいろな文字組をご紹介します。スワッシュの使い方などデザインの参考にしていただければと思います。





























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by Nami | 2016-10-05 21:52 | column

2016-09-29

Rocioコラム5: 異体字2





前回、大文字のスワッシュは単語の頭で使い、大文字のスワッシュだけで文字を組まないことをお話しました。
小文字については通常の異体字(ごく短いスワッシュ付きと長いスワッシュ付きと言えばよいでしょうか)の他に、語頭スワッシュ、語尾スワッシュがあります。語頭スワッシュは行の始めに、語尾スワッシュは行の最後に使います。しかし、使い方にはポイントがあります。むやみに使うと格好悪くなるかもしれないので注意が必要です。

語頭スワッシュを文章中に使うのはNGです。

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by Nami | 2016-09-29 15:09 | column

2016-09-25

Rocioコラム4: 異体字1

Rocio Italicにはノーマルな異体字(オルタネイト)と装飾曲線を施した文字(スワッシュレター)の異体字を多数用意しています。
大文字のスワッシュレターは単語のはじめに使います。大文字のスワッシュレターだけで文字を組むことは基本NGです。というのもスワッシュ(装飾)は伸びやかな装飾です。ですので前が詰まっているような時にスワッシュを入れると、とても窮屈に感じるので適していません。




小文字のスワッシュレターには語頭専用のもの、語尾専用のもの(ターミナルレター)、通常のオルタネイト(語頭、語中、語尾で使える)のものがあります。また文字の他に、飾りに使うオーナメントも、3つ用意しています。


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by Nami | 2016-09-25 14:46 | column

2016-09-23

Rocioコラム3: 合字(リガチャ)

合字は複数の文字を1つの字形にした文字です。F合字の5つについては、合字を設定すると表示されます(F合字はデフォルトで設定されています)。F合字を使うことで文字のまとまりがよくなります。
任意の合字としてst合字・ct合字も用意しています。古典的な内容の場合やデザインのアクセントとして使用を検討してみてください。


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by Nami | 2016-09-23 21:01 | column

2016-09-22

Rocioコラム2: 数字スタイル・上付・分数

【数字スタイルの選択】

Rocioにはデフォルトのライニング数字の他に、等幅ライニング数字、オールドスタイル数字があります。等幅ライニング数字は、すべての数字の幅が同じなので表組みなどで数字の位置をそろえたい時などに使います。オールドスタイル数字は、文章中で使うと馴染みます。またデザインのアクセントとしても使ってみるのも効果的です。





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by Nami | 2016-09-22 09:35 | column

2016-09-17

Rocioコラム1: 欧文組版設定とカーニング

Rocioを使っていただくにあたって、欧文書体を使う時の基本の設定からRocioの異体字(オルタネート)の使いこなしまでを数回に分けてブログでご紹介します。

初回は組版の基本設定とカーニングの設定です。


【日本語組版・欧文組版の設定】

まずはアプリケーションに日本語組版か欧文組版かを認識させる必要があります。
それにより表示が変わってきます。

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上は日本語組版の場合(ヒラギノW3とRocioの組み合わせ例)。上下の真ん中に欧文もそろうようになります。

下は欧文書体に組み込まれているベースラインが適用されます。日本語組版の時と比べて下がっています。欧文だけで組版する場合は、この設定にします。

和欧文混合の組版の場合は、使う和文書体や欧文書体によって書体の大きさが変わってきますし、欧文のベースラインも変わるため、組み合わせる書体によって合成フォントを作ってバランスのよい設定にすることで、きれいな組版になります。合成フォントの場合、日本組版設定でも欧文は欧文として扱われます(ベースラインの位置も欧文の位置となる)。これ以上、この話を詰めていくとそれだけで話が終わらなくなりますので、ここでは合成フォントの設定方法については省きます。

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by Nami | 2016-09-17 20:01 | column

2016-09-06

パッケージアカデミー座談会

昨日、パッケージアカデミーの講師4人で座談会をしました。いろいろな話を通してパッケージアカデミーの主旨を伝えられたらという思いからでした。
お互いに活動しているフィールドが違うので知らないことも多く、よい座談会になりました。
応募の締め切りは間近です。こういう話を一度に聞ける機会はないと思いますし、講座といっても多くは制作実習に費やす予定です。興味のある方はぜひご検討ください。

by Nami | 2016-09-06 12:36 | column

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