ランデザインスタッフの日記

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2015-07-13

紙漉きは神によってもたらされた。岡太神社・大瀧神社



このところ商品開発のため各地の和紙の里をめぐっています。今回紹介するのは、越前にある岡太神社・大瀧神社。

継体天皇(在位507〜531)が皇子としてこの地に潜んでいた頃
岡太川の上流に女神が現れて
「この村里は谷間故田畠少なく生計を立てることは難しい。
幸い清らかな谷水に恵まれているから紙を漉けばよかろう」
と、自ら紙の漉き方を教えたという伝説がある(和紙博物館より)。村人は姫を川上御前と崇め、岡太神社を建てて、紙の祖神・岡太大神として祀ったとされている神社です。

この継体天皇ゆかりの岡太神社・大瀧神社では、毎年2月11日に、継体天皇が樟葉宮(大阪府枚方市)で即位したことを祝う「蓬莱祀(ほうらいし)」という祭りが行われている。
私が思わずここに取り上げたのは、自宅近くに樟葉宮があるからで、もちろん越前の和紙職人さんと継体天皇で盛り上がってしまいました。せっかく縁がある越前と樟葉がもっとコラボできたら、と思いただいま画策中ですよっと。

by Nami | 2015-07-13 | column

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