ランデザインスタッフの日記

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2016-10-05

Rocioコラム6: 異体字3

これまでのお話をふまえて、今回はいろいろな文字組をご紹介します。スワッシュの使い方などデザインの参考にしていただければと思います。























































































































ロゴ的なものから文章までいろいろと組んでみましたが、いかがでしたでしょうか。
異体字を使うコツはこれまでご紹介してきたルールを守ることと、むやみに使いすぎない適度なバランスではないかと思います。装飾の活かし方は、カリグラフィーを参考にされるのがよいでしょう。16世紀頃のイタリアのイタリック体、17世紀頃のフランスのロンド体、18世紀頃のイギリスのカッパープレート体、19世紀のスペンサリアン体には見事なフローリッシュ(文字に付く長い飾り)やスワッシュ(文字に付く短い飾り)が使われています。この機会に興味を持たれたのであればぜひ見てみてください。カッコよかったり、かわいらしかったりと見ていて楽しいですし、デザイン的にも素晴らしいですよ。

これでRocio fontのコラムの連載は終わりです。あとは使われるみなさんで試行錯誤してみてください!

by Nami | 2016-10-05 | column

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