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2012-07-05
先日、扇町マテリアル会議のWSで枚方の家具町工房さんへうかがいました。家具町工房さんは家具を100年使えるよう家具の修理や職人の育成を行っている工房です。WSではまず家具の製作、修理に必要な機械がを紹介していただいた後、ペーパーナイフ、ペーパーカッターの制作をしました。
「木は季節によって大きさも変わるし、木目の向きやソリなどを考慮して加工しないといけません」と家具町工房のリーダーで木工作家の賀來さん。
まずは各自が用意してきたデザイン木に書き写し、糸ノコで切っていきます。
そしてナイフやサンドペーパーで仕上げていきます。
木を削っていく作業は無心で続けてしまいます。
何でだろう?カニをつついているようにみんな静かです。
ペーパーナイフは道具です。
なので紙が切れないといけないのですが、意外なことにこの調整が難しいのです。みんな四苦八苦していました。
プロダクトデザイナーの竹中さんのデザインは、木工でもプロダクトっぽいですね。
和紙商の河手さんの作品。クリアーオイルを塗って仕上げているところ。
さて、(完成しなかった私を除いて)みなさん時間内に完成しました。
こうやって並べるとみんな個性的ですね。
趣味や感性が表れていますね。
間に合わなかった私は、翌日家で仕上げました。
書体 Centaurの「j」です。
なんかよく切れそうなカタチをしているなぁと思って。文字が石に彫られる時は、V字カットになりますがこちらは山型にしてみました。木目が位置が絶妙。カタチも想像通りにできて、自己満足に浸っています(笑)
家具町工房の森崎さん、賀來さん、アシスタントのみなさん、WSではお世話になりありがとうございました!
家具町工房の中には木木カフェを併設していて小物の制作体験もできます。お子さんから大人までたのしく木工作業ができるようになっています。予約不要ですのでぜひ足を運んでみてください。