2019年以降の記事はこちらをご覧ください。
Blog – タイポグラフィー
2018-12-30
12/1(土)、2(日)に職人イベントKRAFKAを開催しました。KRAFKA実行委員は有志で集まった職人やクリエイター。さまざまな職人の仕事を、子どもたちや若者など多くの人たちに伝え、興味を持ってもらう、さらには「職人になりたい」と思う人を増やしたいという志を持つメンバーです。
2日間にわたるイベントの1日目は『仕事を見せる日』。何ごとにおいても「カッコイイ」は興味を持つきっかけになる!ということで、職人を「カッコイイ!」と思ってもらうことがテーマ。71laboの空間と音楽をバックに、様々な分野の職人が一同に技を見せる。私は文字を書きながら、来場者の好奇心と出演者のエネルギーが共鳴し合ってKRAFKA独特の世界が生まれていることを、ある瞬間にはっきりと感じました。
2018-06-10
大阪府吹田市の国立民族学博物館で行われる、知的障がいのある方のためのワークショップ『みんぱくSama-Sama塾』のリーフレットをデザインさせていただきました。
タイトルロゴはダウン症の女子に協力してもらい、活き活きとしたロゴに仕上がりました。描いてもらった字をつぶさに観察して私のほうでレタリングし直したのですが、彼女が描いた線にはいろんな表情があり、全体としても高度にデザインされていることに気づいて、私のほうが勉強になりました。
「障がい者が学校を卒業してからも学べる場をつくりたい」という主催者の想いから、中学生以上の方が対象になっています。第1回は7月16日(月・祝)予定です。関心のある方は国立民族学博物館HPのイベントの案内をご覧ください。
2018-06-03
まちづくりに携わらせていただいている岡山県奈義町。
町内の「地区名サイン」を制作しました。
こちらが設置された風景です。
濃いグレー地がどう見えるのか気になっていたのですが、
実際にまちの風景の中で見てみると、風景に溶け込んで違和感もなく、
文字も読みやすくて安心しました。
「地区名サイン」は、一般的に注目されているとは言いがたいものですが、
デザイン次第で、アイデンティティを表現することが可能なんですね。
訪れた日(5/20)は、新設された奈義町の交流と交通の拠点
「ナギマーケット(仮称)」の内覧会とワークショップがあり、
私も参加してきました。
2018-06-02
メビック扇町発行のコラボ事例冊子『星をつなぐ』に、
弊社が手がけた岡山県 奈義町の案件を、掲載していただきました。
またメビック扇町のHPに「コラボ事例」としても紹介されています。
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◎住民が誇りを持てるまちづくり
奈義町(岡山県) × プランニング × デザイン
(取材・文:眞田健吾氏(STUDIO amu))
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記事では、奈義町のまちづくりを推進している
一般社団法人ナギカラの一井さん、長田さんとともに、
まちづくりの経緯と制作物(タグライン、ロゴ、タウンカラー、サイン、広報物など)
の制作事例について語っています。
私たちが奈義町のまちづくりに関わりはじめたのが、2016年の秋のこと。
どのようにまちを理解しながら進めていったのか、
またそれぞれの活動の意味などについて、
あらためて振り返るよい機会となりました。
冊子はメビック扇町で入手することができます。
その他の事例も含めて、
掲載されているコラボ事例に関心のある方は
メビック扇町のHP「コラボ事例」をご覧ください。
2017-07-31
自作のコーラペンで作品づくり!@ 家具町Lab.が無事終わりました。文字を書くワークショップだとどうしても字が上手かどうかがが気になってしまうものなので、今回はそうではなく感覚をもとに描いてもらい、アドバイスするときも観察がよくできているかとか、表情が豊かかどうかなどについてお伝えしました。
家具町Lab.は、ものづくりの実験の場ということもあり、ペンを作るというもの作りをしてからの作品づくりという流れにしたことで、体が温まってから描くことになったのもなんかよかったように思います。実際、あっという間の2時間でした。参加者のみなさんもだんだんとコーラペンという個性的なペンにも慣れてきて、最後には個性的な作品がたくさん生まれました。はじめての取り組みでどうなる分からなかったので、みなさん作品を完成させることができてホッとしましたし、うれしかったです。
2017-06-16
第2回 JAGDA design Cafe OSAKA 〜教えて!タイポグラフィ編〜
書体の表情セミナーは無事に終了しました。あれもこれも話したいと内容を詰め込みすぎたせいで、後半はバタバタと急ぎ足になってしまいました、、。でもセミナー後の交流会にも多くの方が参加してくださってとてもたのしく熱い1日となりました。
2017-04-15
4月14日にオープンした「京都タワーサンド」内の『京がゆとおばんざいのお店・ 粥菜(かゆな)』(B1F・フードコート)と、京都産の自然食品などを扱う『京のええもん・菜采堂(さいさいどう)』(1F)の、店舗まわりや、ロゴ・パッケージなどのデザインをさせていただきました。両店とも、京都で有名なおばんざいのお店『松富や壽(まつとみやことぶき)』のコンセプトショップです。
京がゆとおばんざい 粥菜
2017-03-25
カリグラフィーでは、言葉ではなく、AからZまでをモチーフにすることもよくあります。丸っこい字が続く箇所とカクカクした文字が続く箇所があり、全体のバランスを取るのがとても難しくて悩みます。
2016-09-29
前回、大文字のスワッシュは単語の頭で使い、大文字のスワッシュだけで文字を組まないことをお話しました。
小文字については通常の異体字(ごく短いスワッシュ付きと長いスワッシュ付きと言えばよいでしょうか)の他に、語頭スワッシュ、語尾スワッシュがあります。語頭スワッシュは行の始めに、語尾スワッシュは行の最後に使います。しかし、使い方にはポイントがあります。むやみに使うと格好悪くなるかもしれないので注意が必要です。
語頭スワッシュを文章中に使うのはNGです。