ランデザインスタッフの日記

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2010-05-08

リバティ貼箱 イングリッシュな世界

イギリスのファブリックメーカー、リバティ社のファブリックを使った化粧箱(貼箱)を村上紙器工業所さんと一緒に制作しました。

リバティ貼箱


以前からリバティ柄の色合いや花柄から感じる洋風な魅力が気になっていて、何かに使ってみたいと思っていました。昨年、展示会をすることになり、村上さんに相談してリバティ貼箱が実現しました。リバティの生地は、柔らかくて薄いため加工するのに難儀したそうですが、そこは百戦錬磨の村上紙器さん、しっかりきれいに仕上げてくださいました。外側と内側で柄を替えてみたり、素材を替えてみたりと組み合わせを検討しましたが、結局中も外もすべて同じ柄で通すことにしました。
普段は紙と接することが多い自分にとっては、触るたびに紙とは違う生地の手触りを感じたり、紙とは違う柄の発色をたのしんでいます。それとやはりこの雰囲気、イングリッシュな世界にひたれます。
このリバティ貼箱は「素材からデザインへ〜その変化と過程〜」展(2009年11月〜12月メビック扇町於)に出展しました。

by Nami | 2010-05-08 | 作例紹介

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