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2016-01-20
中学校数学の教科書(啓林館)を制作しました。この2016年春から、全国の中学校で使われます。
数学は苦手という生徒も多い分野ですので、できるだけ多くのイラストや写真を使って親しみやすい印象になるよう心がけました。
中学生のころ誰もが一度は考えたことがある「なんのために数学を勉強するのか」。この教科書では、「数学を身近に感じてもらうこと」「数学の勉強が将来にどうつながっていくのかイメージしてもらうこと」をテーマに編集されています。例えば各方面のプロフェッショナルに「仕事と数学」を語ってもらうコーナーでは、プロダクトデザナーの黒田弥生さんや女流棋士の香川愛生さんらにお話を聞き、中学生にも分かりやすく、かつプロの世界の奥深さを感じてもらえるようにまとめました。
ビジュアル面では、切り絵作家の蒼山日菜さん、イラストレーターの田中嘉代さん、 中原じゅん子さん、カリグラファーの檜垣恭子さん、カメラマンの岡田久仁子さん他多くの方に協力していただき美しく楽しい紙面になっています。
おかげさまで全国採用冊数はシェアは1位(38.5%)。これからの日本の未来を担う多くの中学生がこの教科書で学ぶと思うと、社員一同うれしいかぎりです。