ランデザインスタッフの日記

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2009-03-06

整理・整頓・清掃+「素敵」 4S活動はいかがですか

今回は趣向を変えて、ものづくりのひとが働く現場を違う角度から見てみよう、というお話をお届けします。

コラム
 整理・整頓・清掃+「素敵」 4S活動はいかがですか

日本のもの作り現場では、受注量の減少や後継者不足など、
悩ましい課題が多いという話をよく耳にします。
そんな中、少しでも生産性を上げようと3 S活動(整理・整頓・清掃)を
進めている現場も多いとか。
そんな熱心な企業経営者のみなさんに提案です。
3 Sにプラス1、4S活動はいかがでしょうか。
もう一つのSは「素敵」のSです。
「素敵」のキーワードを思いついたのは、
一緒に作品作りをしている吉持製作所代表・吉持剛志さんの一言から。
油まみれの工場では若い人が働きたがらない。
工場をもっと魅力的な環境にする方法はないだろうか
と相談を受けたのがきっかけです。
「素敵」がプラスされた工場とは、どんな空間なのでしょう。
そのヒントは壁や床の素材にあるかもしれませんし、
照明や配色にあるかもしれません。
もっと視点を変えてみると、たとえば舞台。
スポットライトをあびたステージのような現場ならアーチスト気分にひたれそう。
セレクトショップのようなセンス光る空間であれば、
若い女性が好んで働いてくれそうです。
そして若い女性がいるところには、若い男性も集まってくることでしょう。
機械や製品もうまく取り込みながら、
創意工夫することでセンスあふれる空間になります。
素敵な住まい、素敵なオフィスのように、思わず自慢したくなるような素敵な工場。
そんなもの作り現場でつくられるものたちはきっと素敵にちがいありません。

という内容を吉持さんへ伝えましたら
なんと日刊工業新聞さんが「変身、町工業おしゃれに」というタイトルで
吉持さんの取り組みを記事にされましたのでご紹介します。

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平成21年2月24日付け日刊工業新聞

by Nami | 2009-03-06 | コラム

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