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2013-06-14
天然木を使った安心安全で長く使える家具の普及と啓蒙活動を使命として活動している「一般社団法人ハウスオブツリー協会」さんの展示ブース兼ショールームのデザインを、増谷建築設計工房さんと一緒に行いました。
このブースでは、安価で大量生産されている家具と天然木家具の違いを知ってもらうことが、第一の目的となっています。下は天然木の家具をカットしたもの。
こちらは安価な家具をカットしたものです。
このように実際の家具をカットして展示することで、一目で作りの違いが分かるようになっています。安価な家具のほうは、外見は木のように見えますが、実際は木目のシールや集成材料を使っているため、傷んだ時に修理をすることができない(捨てることしかできない)のに対して、木でできている家具は修理することより長く使うことができます。また安価な家具は接着剤などが多く使われているため体にもよくないとされています。
ブースは解体して移動ができる作りになっているので、展示会があるときには展示会場へ、普段は家具販売店のハーモニックハウス店舗内に設置されています。
ブースの製作はブリコラージュさん、ムービーの製作は村上敦隆さんによるものです。また家具町工房の賀來さんにはコーディネートや素材の製作など大変お世話になりました。
ショールームでは合板や無垢の木などいろいろなサンプルを触ってみることができるようになっています。家具に興味のある方はぜひご覧ください。