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2009-07-11
先週の土曜日に、素材やプロダクトをテーマに研究会を行っている扇町マテリアル会議のメンバーで、京都府綾部にある黒谷和紙「工芸の里」へ手漉き和紙体験にいって来ました。
「工芸の里」は閉校した小学校を使った工房・展示場でした。
はじめに原料となる楮や三椏の実物を見たり、繊維になるまでの過程を説明していただきました。その後に紙漉を体験しました。
紙漉に関しては、製紙方法は本などで読んでいても、どうもイメージがわかなかったのですが、実際に体験してみることでよくわかりました。まず水が粘り気があること。水糊とまではいきませんが、少しどろっとしているので、すげたで紙を漉く時にうまくゆすらないとダマができてしまいます。おおきいすげたを使うとなれば、コツをつかむまでにかなり時間がかかりそうです。
上手な職人さん
ヘタな私。一目瞭然。
最後にハガキ8枚の紙漉に挑戦。
漉いたばかりの状態はかなりドロッとした厚みのある状態になりました。すげたからは外す前に着色したり、思いつきで校庭にはえてたムラサキカタバミの花びらや葉をあしらったりしてみました。
さて、乾燥してできあがった状態はどんな風になっているのか。
うまくいってるのかさっぱり分かりませんが、来週末には仕上がりがいただけるのでまたアップします。
紙漉体験の内容は、一緒に参加した村上紙器さんがブログで詳しくレポートされています。
こちらもご覧ください。
今回お世話になった施設関係者のみなさま、今回コーディネイトしていただいた河手さん、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。